七五三ってよく聞くけど、いつ、どこで、どんなふうにするの?
ってよくわかりませんよね^^;
でも、これで解決です^^
女の子は 3歳 と 7歳
男の子は 3歳 と 5歳
に七五三のお祝いをします。
御参拝は近くの神社に参られる方が多いようです。
七五三の参拝日は11月15日と言われています(諸説あり)
が、この日がお休みでなかったり、
11月15日前後は神社が大変混雑するので、
時期をずらして参拝されるご家庭も多いようです。
それでは、もう少し詳しく見ていきましょう^^
目次
コロナと七五三
新型コロナウイルスの影響で、七五三にも大きな影響が出ています。
神社によっては七五三そのものを中止したりしているところもあるので、
確認が必要です。
また、実施されている神社でも対策のため
密を避け少人数で実施されるところが多いので、
早めの予約がよいでしょう。
同様に換気のために窓の開放をされているところもあり
ブランケットなど防寒対策をされておいた方がよいでしょう。
また、写真撮影、レンタル衣装、ご会食なども
ウイルス対策のために早めの予約をしていきましょう。
どうしても予約が取れない方は満年齢でのお祝いに切り替えることも
ひとつの策です。
七五三の準備
まずは計画しましょう。
1.参拝の日取りを決める(数え年か、満年齢か?を参考に^^)
2.衣装のレンタルの予約は2、3ヶ月前に!
3.記念撮影も2、3ヶ月前に予約しましょう
4.ホテルやレストランなど食事の予約(ご家庭で家族と食事もおすすめです)
数え年か、満年齢か?
人の年齢の数え方には、数え年と満年齢があります。
七五三はどちらの年齢でするのでしょう?
これについて明確な決まりはなく、
数え年・満年齢どちらでも問題ありません^^
※但し、地域性など考慮する必要もあり
この時期のお子さまの成長は早いもので、2歳と3歳では身長や見た目など1年で大きく変わります。
ですから、あどけなさが残るうちに七五三のお祝いをして写真に残したい場合は、数え年でのお祝いがよいかもしれませんね^^
しかし、幼い分、お子様の負担になることも懸念されますから、満年齢の3歳になってからのお祝いがよいとされるご家庭もあるでしょう^^
ご家庭の事情、ご兄弟、ご姉妹との都合もあわせて時期を選ばれるといいかもしれませんね^^
御参拝の時期
七五三を祝う正式な日取りは11月15日ですが、
現在では10月~12月頃に行うご家庭が増えています。
お父さん、お母さんの仕事の都合や
おじいちゃん、おばあちゃんとスケジュールを勘案して、
11月15日当日にはこだわらず、
秋の吉日の週末を選ばれる方が多くなってきています。
しかし、週末はやはり混み合い、
ご祈祷待ちの時間も長くなる場合がありますので
都合がつくなら平日のお参りがおすすめです^^
混雑していない境内は歩きやすく、
写真撮影もゆっくりできますし、
お子さんのペースでお参りでき、
万が一のトラブルにも対応しやすくなります。
日取りを決める際に「六曜」を参考にされる方も多くいらっしゃいます。
「大安」や「友引」、「先勝」といった縁起の良い日にちを選ぶのが良いでしょう。
どこでご参拝すればいいの?
七五三は基本的には、住んでいる地域の「氏神様」にお参りするのが、
古くからの慣習となっています。
地域の氏神のことが分からないときは
各都道府県の神社庁ホームページで探してみると良いでしょう^^
ご参拝の服装やマナーは?
お子さんとご両親、ご家族の服装
こどもたちの衣装は、レンタル衣装による着物が一般的です。
折角のイベントですから、古式由来の服装で記念にしたいというのは
どこの親御さんも同じ想いですね^^
もちろん洋装でもかまいません。
衣装は神社やレンタル衣装店、七五三撮影を行う写真スタジオなどでも借りることができます。
家族についても、基本フォーマルな服装であれば洋服でも問題ありません。
ご参拝のマナー
神社の入口の手前まできたら、
鳥居の端の方に立ち、くぐる前に一礼します。
鳥居をくぐる際には、
道の右側を歩く時には右足から、
左側を歩く時は左足から 踏み出します。
境内に入っても歩く時は、端っこを歩きます。
なぜなら、真ん中は神様が歩かれるからです。
また、境内では大声ではしゃいだりするのはマナー違反です。
お子様にもできるだけお行儀よくしてもらいましょう。
神前の作法
神前で軽く一礼して、
鈴を鳴らしたのち、
お賽銭を入れます。
お賽銭は、投げ入れるのではなく
そっと入れるのがマナーです。
そして、願掛けをしますが、
神社では「二礼二拍手一礼」が基本となっています。
二礼二拍手一礼の作法
二礼:神前に向かって2回深くお辞儀をする
二拍手:胸の高さで手を合わせて2回拍手。感謝の気持ちを込めて祈念し、手を下ろす
一礼:再度深いお辞儀を1回する
わたしは、ペコペコ、パンパン、ぺこりん と覚えています^^;
※神社によっては、「二礼四拍手一礼」と参拝方法が異なる場合もあります。
七五三の当日の流れ
大まかな当日の流れをご紹介します。
こどもの着付け
女の子やお母さんは髪のセットや着付けもするなら予約が必須ですね。
写真館やフォトスタジオでは、
記念撮影とセットで衣装の貸し出しから、
着付け、ヘアメイクまでを行ってくれるところがあるので、
そちらが便利と思います。
神社への参拝
マナーを守り参拝します。
参拝をしたら、神社の拝殿などでご祈祷を受けます。
お祓いの後に祝詞(のりと)をあげてもらうのが一般的です。
ご祈祷を受ける場合は、事前に初穂料(はつほりょう)を用意しておきましょう。
初穂料は受付などで記帳の際に納めます。
記念撮影
七五三の記念撮影は、
祈祷の後に予約していた写真館などを訪れて、
家族で撮影します。
1七五三時期の撮影は特に込み合うので早めの予約をお勧めします。
家族で会食
レンタル衣装を返却してからレストランやご自宅などで
ご家族でお子様の成長をお祝いします。
これはあくまでも一例であって、
七五三の当日は参拝だけするご家族もいらっしゃいます。
ご祈祷と初穂料(はつほりょう)
ご祈祷
10月~11月の七五三の参拝が増えてくる時期、
七五三のご祈祷を受け付けるブースが設置されています。
そこで申し込みをして、初穂料を渡します。
受付が済んだら、ご祈祷の順番が来るまで控室などで待機します。
順番が来たら拝殿に案内されます。
ご祈祷では、お祓いをしたのち、祝詞(のりと)が読まれます。
ご祈祷が終わると、出口で千歳飴やお守りなどが入った授与品を受け取り
終了です。
初穂料(はつほりょう)とは?
神社に対し、ご祈祷やお祓い、祝詞のお礼として奉納するのが初穂料です。
祈祷料ともいいます。
渡す際には、のし袋に「御初穂料」と書きます。
金額は神社によってもさまざまですが、
5,000円~10,000円が相場と言われています。
七五三の由来
七五三はいつするの?
お子さまが1歳を過ぎると、「七五三はいつやればいいの?」と思う方が多いと思います。
「七五三は数え年でするもの」と古くから言われていたり、
最近では「満年齢で七五三をしても問題ない」とも言われています。
七五三は、古来に行われていた
3歳「髪置きの儀」
5歳「袴着(はかまぎ)の儀」
7歳「帯解(おびとき)の儀」
に由来するもので、現在も3歳・5歳・7歳にお祝いをします。
この3歳・5歳・7歳は、昔は満年齢ではなく「数え年」で行うのが正式とされていました。
現在では、数え年、満年齢のいずれで行っても構わないとされています。ただ、地域によっては今でも七五三は数え年で行うのが一般的なところがあります。