アメリカ大統領選挙は バイデン氏306、トランプ氏232 その差74 という結果に終わった。
アメリカ国民の多くはトランプ氏が再選されなくてよかった と 「じゃない方」が当選したことに喜んだ。
これまで散々暴挙、醜態を見せつけたトランプ氏は13日現在いまだに敗北宣言はしていない。
往生際が悪いのを通り越して、惨めで醜い姿は、落ちぶれたサラリーマンが「おれはまだできるんだ。おれの時代はまだ終わってない」
とほかの社員にアピールしているかのようだ。しかし、その声をだれも聞いてはいない…
目次
選挙人数と得票数から見るトランプの決定的敗北
トランプ氏は負けを認めていないが、過去2回のアメリカ大統領選挙の選挙人の獲得数を見てみよう。
そうすると敗北は決定的なことがよくわかる。
2012 オバマ氏 332人、ロムニー氏 206人 差126人
65,914,971 60,930,663 4,984,308
2016 クリントン氏 227人、トランプ氏 304人 差77人
65,853,516 62,984,825 -2,868691(得票はクリントン女史がうえ)
2020 バイデン氏 306人、トランプ氏 232人 差74人
78,068,496 72,718,564 5,349,932
こうしてみると、確かにトランプ氏は善戦はしたが、負けは確実といえるだろう。
これのどこに、根拠も示さず、「自分は勝った」、「不正があった」 と言えるのかと誰もが思うだろう。
ただただ、見苦しいだけだ。
広がるトランプ包囲網
11月12日(木)
各メディアの動きは…
ジョー・バイデンがアリゾナをひっくり返し、ワシントンポスト、ニューヨークタイムズ、CNN、ABCなどのさまざまな米国メディアが民主党の候補者と次期大統領として認める。
インタビューでは…
トランプはベテラン記者のジェラルド・リベラのインタビューに、
「時が来れば『正しいこと』をする」と語った。
保守的なテレビコメンテーターは、トランプに「優雅さと尊厳をもって別れを告げる」ように促していた。
11月13日金曜日
各社のCEOが…
アメリカの大手企業の20人以上のCEOが選挙の3日後にビデオ会議を開き、ドナルド・トランプ大統領が敗北を認めない場合に集団行動を取ることについて話し合った、とAP通信は報告している。
敗北宣言はあるのか?
BBCニュースによれば
「最後の2つの州が呼び出され、バイデンがジョージアを、トランプがノースカロライナで勝利しました。
その結果、バイデンはトランプの232に対して選挙人団の306票を獲得しました。
これは、大統領職を確保するために必要な270票をはるかに上回っています。
トランプは、米国の選挙に敗れた後、初めて公の場で話しました。
コロナウイルスのブリーフィングの間、彼はマスコミからの質問に答えることを拒否したが、ある時点で別の政権が存在する可能性があることを認めているように見えた。
しかし、トランプはまだ認めることを拒否しており、明日ワシントンDCで彼の支持者による行進に立ち寄ろうとすると言った
バイデンの移行チームは、セキュリティブリーフィングへのアクセスを要求しています。
国内のコロナウイルスの症例は増え続けており、金曜日に記録的な数の感染が再び報告されています。」
と報じている。
これまでの一連の動き、そして、彼を取り巻く支持者との関係から考察すると、
「トランプの敗北宣言はない」と感じる。
なぜなら、これまで強気で他人を侮蔑してきた態度のトランプ氏が、「私は負けた」といった瞬間に「負け犬」のレッテルを張られるからだ。
つまり、強気だった態度が逆に「負けた」象徴になってしまうのだ。
人というのは強気な発言をしているほど、弱音を吐いた途端、「この人は終わったな」と思われてしまう。
これまでの人生で、トランプ氏は他人のそういうシーンをよく見てきていると思う。
そのことをよく知ってるからこそ彼は「負けた」とは口が裂けても言わないだろう。
しかし、いつまでも悪態をついていても、ただただ印象を悪くするだけだ。
そのこともよくわかっているトランプは、「不満たらたら」という形でホワイトハウスを後にする公算が強い。
とはいえ、トランプ氏のことだから、死ぬまで「私は負けていない」と言い続けるに違いないだろう。
こちらも読んでください
-
-
超わかる【真相】ツイッター トランプ氏のツイートから見える人間性に貴方はどう感じる?
トランプ氏関連のツイート(抜粋)を紹介します。上が新、下が旧になります。 。。。私は選挙で大勝した。 そして(バイデンは)マスコミから全く追及されない! 不正の結果だった! ジョージアに向かって出発だ ...
続きを見る