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超わかる【理由】131年の伝統を破って政権移行期間中に死刑を執行したトランプ政権のわけ

2020年11月21日

米司法省の発表によると、アフリカ系米国人のオーランド・ホール死刑囚は19日夜、インディアナ州の刑務所で薬物注射による死刑が執行された。

同死刑囚は16歳の少女を誘拐しレイプ後に殺害したとして1995年に有罪となり、死刑判決を受けていた。

政権移行中の死刑執行は131年ぶり

米国ではこれまで131年間、新政権発足までの移行期間の死刑執行を控え、次期政権に執行の判断を委ねるのが伝統だった。

大統領選で勝利を確実にしている民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は、死刑反対派だ。

しかし、トランプ政権はその伝統を破り死刑執行に踏み切った。

死刑囚オーランド・ホールとは

ホール死刑囚はテキサスのアパートからリサ・ルネを誘拐し、アーカンソーのモーテルの部屋に連れ戻し、そこで彼女を縛り、レイプし、シャベルで殴打した後、生き埋めにした。

そして今回、インディアナ州テレホートにある局の執行室で米国刑務所局の職員が彼に致死量のバルビツール酸ペントバルビタールを投与した後、49歳のホールは東部標準時午後11時47分に死亡したと宣告された。

 

ホールの処刑は、ジョージ・フロイドの死によって引き起こされた人種的不公正についての計算に直面したときに起こった。

黒人男性のジョージ・フロイドは、武装していないのに、地面にが息を切らして横になり、首を膝の下で地面に固定し、手錠をかけられれた。

彼に手錠をかけて殺したのはミネアポリスの白人警察官だった。

 

連邦死刑囚監房にいる56人のうち、26人(46%)が黒人で、22人(39%)が白人である。

※出展:US.NEWS

トランプ政権はなぜいま死刑を執行したのか?

20日トランプ氏は「わたしはまだ、負けていない」と記者会見している。

すでに選挙人の数ではバイデン氏に敗北しているにもかかわらず、まだそんなことを言っている。

政権移行をいたずらに遅らせ、バイデン氏の政策執行準備は支障をきたしていると報じられている。

 

そんな中で執行された死刑...

これには2つの理由があると考えられる。

 

ひとつは、パフォーマンスだ。

それは、自分に注目させるためであると考えられる。

 

それは誰に向かって、なぜいまなのか?

トランプ氏の支持者は白人で差別主義のアメリカ人が多い。

その彼らに向かって黒人の死刑を執行したのだ。

 

なぜいまなのか?

それは、「自分はまだ、負けてない」とアピールするためだ。

それはうまくいけば今、選挙をひっくり返す裁判の材料にしたいとも考え、

4年後を見据えているからだろう。

これがふたつ目の理由だ。

 

CNNはこう報じている...

トランプは権力に固執するにつれてアメリカの民主主義を弱体化させる

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