2020年11月27日小池東京都知事が記者会見で驚くべき発言をした。
目次
小池都知事の驚くべき発言とは
この日記者会見で小池都知事はこのような質問を受けた。
「Go To トラベルに関連してなんですけれども、都民割「もっとTokyo」については都の施策であり、また前回都民の命を守るために一時停止を決めたというお話をされていたかと思うんですけれども、GOTOトラベルも都民の命を守るという意味では、 もう国だとか都だとかではなく、都民の命を守るために知事から政府に対して、これは東京を外すべきじゃないかというふうに進言してもいいんじゃないかな というふうに思うんですが、いかがでしょうか。」
※出典:小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和2年11月27日)
この質問に対し、小池都知事の回答は実に驚くべきものだった。
小池都知事の回答
「これは出と入りとセットで考えていく必要があろうかと思います。だからこそ、国が判断すべきだということだと、全国的な話になりますので、ということです。」
※出典:小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和2年11月27日)
この小池都知事の見解を聞いて思ったこと
この発言は裏を返せば「GOTOについては、国が判断すべきだから私は決めるべきではない」と言っているのだ。
すくなくともわたしにはそう読み取れる。
なぜなら、記者の質問をかみ砕いてみるとよくわかる。
まず、記者は前提をこう定義している。
・都民割については都の施策であり、都民の命を守るために一時停止を決めたというお話をされていた
・OTOトラベルも都民の命を守るという同じ観点で質問します。
と定義している。
つまり、「命を守る話をします」ときちんと説明しているのだ。
更に言葉でも「都民の命を守るために」と言っている。
だからこそ、「もう国だとか都だとかではなく」と切迫しているのだ。
記者が言いたかったこと
平たく言えば、記者は「都民の、家族の、子どもの、命を守ってくれ」と言っているのだ。
それに対して「国が判断すべきこと」とは呆れるというよりも、東京都民はその言葉を聞いてどう思うのだろうか?
国や分科会はこう言っている
国は以前からこう言っている
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分科会はこう言っている
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