健康・医療・ライフ

超わかる【理由】コロナ第3波でも全日空がハワイ便を増便するわけ… 感染25倍で大阪以上

2020年11月12日

全日本空輸(ANA)は、国際線の路線・便数計画を一部変更し、東京/羽田〜ホノルル線を、12月から月2便から週2便に増便するとともに、年末年始にはさらに2往復を増便することを発表した。

これにより、12月と1月には17往復を運航する。

11月には、ウィーン発東京/羽田行きの臨時便を1便運航する。

ハワイはいまどんな状態なのか?

皆さんはハワイは知っていても、いまのハワイを御存じ方は少ないと思う。

実はハワイはすでに2度目のロックダウンを経験している。

ハワイ在住の方によれば、シャッターは閉まり、マスクは義務化でないが入店を断られる。

コロナ専用病床まで設けられているということだ。

11月時点でハワイの人口141万人のうち陽性者数は1万6千人、死亡者は222人と発表されている。

(ハワイ州保険局より)

文化の違いからなのか、子供たちがマスクしていなかったり、ジョギング中はマスクを外している人が多い。

ハワイがロックダウンするということは

ハワイ通でなくても鋭い方ならこの事態を深く思い受け止めることができるだろう。

ハワイは世界有数のリゾート地だ。

収入源はそのほぼすべてが観光によるものだと言えるだろう。

その、ハワイが観光に来れないだけでなく、島から外出させないというのだから新型コロナの蔓延は相当にひどいものなのだと予想がつく。

かつて中国 武漢がロックダウンされ人々が外部に出れなくなったが、

あれを日本であれば観光の名所京都でやるようなものだと考えると、その緊急事態性が少しは伝わるのではないだろうか。

ロックダウンの結果、観光業のみならず、飲食業も冷えあがり、失業率が急増している。

このままでは観光業どころかハワイで生活していくことも難しい状況だろう。

感染者数は日本の25倍

では、この感染者数は日本と比較するとどれくらいの規模なのだろう?

先ほどのハワイの人口141万人、感染数は1万6千人、死亡者は222人というデータがある。

これを日本と比較してみよう。

人口141万人はちょうど滋賀県とほぼ同じ人口にあたる。

では、その滋賀県の感染者数はいったい何人なのかというと…

11日時点で636人である。(滋賀県庁HPより)

ハワイは滋賀県の実に25倍である。

しかも、累計1万6千人という数値は感染者数第2位の大阪1万4千人をおおきく上回る数値なのだ。

(Yahoo japan 新型コロナウイルス感染症まとめ)

なぜ、いまANAは増便するのか?

こんなにリスクのあるハワイなのになぜいま全日空は増便してまでそんなリスキーなハワイに人を送ろうというのか?

ハワイでは事前検査プログラムが発動し、厚生労働省が認可する新型コロナウイルスの「核酸増幅検査」(NAT)を事前検査プログラムの検査対象として日本から出国前に陰性であれば、ハワイ到着後の14日間自己隔離が免除されることになった。

これは観光業を1日でも早く復活させたいハワイ州の思惑だろう。

なんといっても日本はハワイを訪れる訪問客数が、アメリカ本土に次いで2番目に多い国だからだ。

しかし、帰国時は…

しかし、ハワイから日本に戻る時はそうはいかない。

現時点において日本はアメリカを含め世界中のほとんどの国から入国する人に対して、日本到着後に14日間の自己検疫を求めている。

当然ハワイから日本に帰国する際も対象となるため、まだ自由にハワイ旅行を楽しめる状態ではない。

それなのになぜ…この後に来る政府の対応を考察

普通に考えれば数日間ハワイに行くために2週間の自己費用による金と時間の放出は普通ではありえない。

それなのになぜ、増便までして交易を増やそうというのだろう?

その先にある政府の狙いが見えてくる。

全日空は今期は5100億円もの赤字となる見込みだ。

コロナウイルスのため仕方ないといえばそれまでだが、国策として航空会社は絶対に潰すわけにはいかない。

しかも、来年は東京オリンピックもあり、大量の輸送による恩恵を被りたいところだ。

政府としてはおそらく、ここで試験的に輸送の安全を保障するという実績を作り、

早期に14日間の自己検疫を廃止して、海外旅行、オリンピックで来日を実現したいというのが本音だろう。

ハイリスク・ハイリターン

しかしだ、アメリカで蔓延している強力なコロナウイルスが日本に流入することになれば、

日本の被害は計り知れない。

だからと言って、手もこまねいて何もしないわけにもいかない。

苦悩する政府がそこにはあるのだろう。

万一、アメリカから強力なコロナウイルスが日本で蔓延すれば、

海外旅行どころか東京オリンピックも吹っ飛びかねない。

そればかりか、東京、大阪、札幌、福岡といった大都市がロックダウンすることすら視野に入れなければいけなくなってくる。

なんとか事前検査プログラムにより安全な渡航実績を作り、

日本・ハワイモデルとして世界が安全にひとつに戻ってほしいと願う。

しかし、

残念ながら、ついに日本に変種のウイルスが流入してきた。

それはイギリスからだった。

しかし、その他の変異種が持ち込まれるのも時間の問題だろう。

そして、水際で発見されたときにはもう蔓延の兆しがあるのだ。

なぜなら、飛行機のなかは換気はされているとはいえ密閉状態で距離も近いことに変わりはないからだ。

こちらも読んでみてください

超わかる【真相】コロナで「年末年始17連休」が一転... 感染爆発と政府の本当の狙いは?

西村経済再生担当相が、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために、年末年始の休みを1月11日の成人の日まで延ばすよう、企業に要請すると発表した。 これに年末休暇が加わり最大17連休の企業も出てくるのではな ...

続きを見る

-健康・医療・ライフ