デュアルセンサーブレーキサポートⅡとは一体どのようなもので、他社とはどうのように違うのでしょうか?
今回は 凄すぎ! デュアルセンサーブレーキサポートⅡ (以下 DSBS2)を徹底分析 しちゃいます^^
目次
凄すぎ! デュアルセンサーブレーキサポートⅡ を徹底分析
DSBS2っていったい何なんでしょう?
それは、ミリ波レーダー、単眼カメラ、超音波センサーを組み合わせた先進安全機能・運転支援機能を搭載。と表現されています^^
いや~なんのことかさっぱりですよね^^;
センサーの説明をしてもピンとこないので、まずは機能をみていきましょう^^
検知対象
まず検知対象を比較しましょう...というか、一目瞭然ですよね^^;
スズキさんのサイトにとても分かりやすい絵があったので使用させていただきます^^;(問題があればお知らせください)

これだけの車種を網羅できると、道路を走るほぼすべての車両と歩行者をカバーしていると言っても過言ではないと思います^^
もちろん確実とは言えませんが、大幅に安全を支援してくれると思います^^
多くの自動ブレーキは車と歩行者にしか対応していません。
視界も大きく運転しやすいスペーシアですが、マナーの悪い自転車が多すぎるので自転車の検知はとても助かりますよね^^
作動速度
これはあくまでも個人的な見解ですが、私がこの作動速度の比較で最も驚いたのは「対向車」という文字でした^^;

敢えて「対向車」と書いてあるということは、その他の作動条件は前方車、前方歩行者に対して作動するということで、逆に言えば対向車や対向歩行者に対しては作動しないの?って思ってしまいました...
最近はもっぱら逆走のニュースも増えています。
事故は自分が起こす場合ともらい事故の場合があります。
対向車に対する自動ブレーキの作動はもらい事故を避けることが出来るかもしれませんね^^
検知~通報機能
下図はセンサーが物体検知してからどのようにドライバーにお知らせし、どのタイミングで、どの程度のブレーキをかけるかを示したものです。

3段階でお知らせしてくれるのですね^^とっても助かりますよね~^^
事故は会議室で起こってるんじゃない!交差点で起こっているんだ!
上等な機能も使用しなければ意味がありません
そこで、事故は一体どこで起きているのかを調査して、この衝突軽減ブレーキにどれだけの意味や価値があるのか把握しましょう
事故が起っている調査報告書を見てください
- 1位:交差点内(34.8%) 交差点がランキングトップです。 ...
- 2位:一般道路(31.7%) 道路の多くを占める部分です。 ...
- 3位:カーブ(14.4%) ...
- 4位:交差点付近(11.8%) ...
- 5位:踏切・その他(4.5%) ...
- 6位:トンネル・橋(2.7%) ...
出展:カーデイズ(https://car-days.fun/blog/column/33947)
交通事故発生エリアの第1位は交差点内でした
第4位の交差点付近はおそらく交差点に入るための車線変更だと思います。
この表からすると一般道路と交差点で約61%超の事故が発生してます
つまり、これらのエリアでの安全装備が充実していれば事故はグンと減るということになります!
DSBS2はこの交差点衝突回避にも対応してるんです!
交差点衝突回避支援(右左折)
交差点衝突回避支援は検知対象と並んで自動ブレーキの性能が大きく進化した機能です。
スズキさんの説明にはこのように書いてあります。

この機能は自車が右折または左折しようとした時に、対向車または歩行者を検知するとブレーキを支援するというものです。
交通事故における交差点での事故の割合は34.8%と高い比率となっています。
現時点ではまだ一部の車にしか搭載されていない交差点内の衝突回避支援は、軽自動車初でDSBS2搭載車でのみ使用できる機能です!
これって本当に助けられますよね^^
交差点衝突回避支援(出合頭車両)
こちらも同じ交差点内での支援機能です。
こちらの機能は交差点内で自車を横切る車に対して自動ブレーキをかけてくれます。
シチュエーションとしては信号無視などを想定して言うと思います。

あまりないケースかもしれませんが、近年の逆走をはじめとする高齢者運転は本当に走る凶器と化しています。
怖いことですが、こういうケースもどんどん増えてくるのではないでしょうか...
検知方法
検知方法はミリ波レーダー+カメラが現時点で高性能となっています。
だからと言ってほかの検知方法が不正確というわけではなく、あくまでも精度として高いということです。
また、検知するハードウェアだけでなくセンシングされた物体に対するソフトウェアも適性でなければなりません。
思い出してください...冒頭にこう言ってましたよね^^
DSBS2っていったい何なんでしょう?
それは、ミリ波レーダー、単眼カメラ、超音波センサーを組み合わせた先進安全機能・運転支援機能を搭載。と表現されています^^
いや~なんのことかさっぱりですよね^^;
各センサーはこう説明されています。

センサー | 特長 |
ミリ波レーダー | 長距離物体を検知 |
単眼カメラ | 物体形状を把握 |
超音波センサー | 車両周辺の物体を検知 |
な~るほど~。遠いところはミリ波、周辺は超音波、カメラで物体把握してるからまさに死角なしって感じですね^^
将来的には周囲ミリ波&超音波&カメラになるかもしれないけど、現時点ではこれが高水準の装備ですね。
N-BOXのサイトにはこう記載があります
広い水平画角のフロントワイドビューカメラと前後8つのソナーセンサーで、万が一に備えを。
つまりミリ波レーダーは装備していないようです。
こんなにすごい機能が全車標準装備ってスペーシアってやばくないですか^^;
すぐわかる動画はこちら
衝突軽減ブレーキを徹底比較
前回、スズキさんとホンダさんの自動ブレーキを比較してみました^^
いや~すごかった^^
改めてほんとにスペーシア買ってよかったと思いましたね~
個人的に自動ブレーキ装備はスズキさんの圧倒的大勝利と思います。
※ホンダさんも技術はありますが、N-BOXに搭載しなかったのは残念です。
スズキの自動ブレーキ徹底分析
今回のMK54S、MK94Sの超目玉のひとつがこれ!
これがあるからスペーシアを買うと言ってもいいほど!
それだけすごい技術なんです!
私はほんとにこれと0km~のACCがあったのでスペーシア買う決め手になりました^^
デュアルセンサーブレーキサポートⅡ ⅡっていうくらいだからⅠもあります。
では、何が進化したの?
どう凄いの?
徹底分析したいと思います!