今回はいよいよ車速感知ドアロック(オートドアロック)の取付け編です^^/
動画と写真で超詳しく解説してあるのでメカが苦手な方でも大丈夫って思います^^
ぜひ最後まで読んであなたのスペーシアも安全快適にしちゃってください^^/
だからスペーシアは素晴らしい!
目次
はじめに
今回の取付け工事は、車速感知ドアロックとオートブレーキホールドを同時に取付けている。
なぜなら、オートブレーキホールドの作業は車速感知ドアロックの作業を含むからだ。
マカオンはこの2つのキットを取付けるのに約4時間半かかった(><)
マカオンも決して作業が得意なわけではないのだ...しかし、それで取り付け出来た^^/
分かりやすい説明に心がけるのでぜひあなたも挑戦してほしい!
ご不明な点があればどんどん質問してください^^
用意するもの
まず道具をそろえよう^^/
- 車速感知ドアロックキット(マカオンはエンラージ商事さんのキットを購入)
- プラスドライバー
- スマホ(あればいい)
スマホを何に使うかというと、この作業のマニュアルとして活用するからだ^^;
また、不安な箇所はあらかじめ写真を撮っておけば戻すときの参考になる!

取付け動画
エンラージ商事さんの取付け動画を紹介する。
正直なところ作業に慣れた方ならこの動画だけで十分だ。
しかし、このサイトではあくまでもメカが苦手な方でも取付けできることを目指しているので敢えて写真も含め説明する。
なお、本キットは車速連動と書いてある。また一般的には単にオートドアロックとも言うが、このサイトでは混乱しないように車速感知ドアロックという言葉で統一する。
それではまず、動画を観て、作業の全貌を知っておこう。
取付け作業
ではいよいよ開始しよう。
ステップを外す
動画の通り最初に運転席側のステップを外す。
力を入れて、真上に引き上げるようにして外す。


外すとこうなっている。
折角なのでタオルで汚れをタオルできれいにに拭き取っておく^^

ステップは本体にこんな感じで嵌っているよっていうう写真^^
右端と真ん中の方を持って真上に引き上げると良さそうだ^^
足元右側カバーを外す
次に足元右側のカバーを外そう。
外し方はプラスチックのキャップみたいなのを反時計回りにしてまずはこのキャップを外そう。

キャップを外したら、カバーをグイと手前に引こう。
そうするとカバーがスルッと外れる。
カバーの中はこんな状態だ。

ボルト穴はこんな感じになってる^^

こちらが外した部品だ。部品はキャップとカバーの2点。
カバー形状がわかりやすいように写真は2枚撮った。


ハンドル下カバーを外す
次にハンドルの下カバーを外します。
そのためにまず、ハンドルの下にあるビスを1本プラスドライバーで外します。

決して長くはないビスなんですが、樹脂にねじを切ってあるからなのか完全に緩んでもなかなか落ちてきませんでした。
この後、カバーを外すために結構揺らすのでその時に落ちてくると思いますが、失くさないように注意しながら揺らすようにしてください。

次に動画にあるようにハンドルの固定レバーを開放してハンドルを上に持ち上げたまま、下カバーの両側をぐっと押し込んで篏合を緩めてカバーを外します。

↑画像の赤丸のところ辺りを両側から押し込みます。
そうすると

このように篏合が緩んでカバーが外れます。
カバーを下手前に引くようにしてガバっと外します。

反対側((運転席に座って右側)から見るとこんな感じです ↓
※マカオンのスペーシアはMK54SですからウインカーとワイパーSWの手前にパドルシフトがあります)

ハンドルはひじの方で上方に支えたまま、カバーを両手で左右に揺さぶりながら、した手前に引きます。

そうするとスコっとカバーが抜けます。
エンラージ商事さんの車速感知ドアロックキットには2種類あります。
ハザード連動機能の有無です。
マカオンは機能ありを購入したので、続いてメーターパネルフードとナビパネルフードを外す作業をします。
ハザード連動機能なしを購入された方は 黒コネクタの配線 に飛んで下さい。
ハザードありを購入し方のみ
内張りの構造を理解しておこう
くるまのDIYを躊躇される多くの方はこの内張りはがしがちょっと不気味な作業だからではないでしょうか?
構造を理解しておくとどうすれば抜け易くなるのか分かりやすいと思います。
パネルというか、いわゆる内張りと言われるものは、抜き差し可能な爪で固定されているだけなので力を入れれば外すことができるんですね。
その爪は一体どんな形状をしていて、どう嵌っているのかを知ってください。

赤い爪の部分がバネの役割も兼ねているのではめるときも外すときも多少力が必要なんですね。
逆に言えば力を入れれば簡単に抜き差しできるってことです^^
そしてこの車速感知ドアロックの作業では必要ないですが、手で開けれない内張りもあります。
そういう時には内張はがしを使います。
どれが良いかということは正直あまりよくわかりません。
というのも、消耗品だと思っています。
今回のエンラージ商事さんのキットには内張りはがしもついています^^
とっても親切ですね^^

メーターパネルフード外し
動画の通り、力を入れて引きます。
何回かそうするとパネルが引き出され外れます。
ポイントは爪のある場所を引くことです。
なぜなら、引く力が爪に100%乗っかるからです。
ガシャ!
とはずれた~^^ と思ったら...

なんと、ナビパネルフードも外れてしまいました^^;
まぁ、ラッキーと言えばラッキーなんですが...
この状態でメーターパネルフードとナビパネルフードを分離させようとすると連結部を破壊してしまう可能性があるので、このまま作業を進めることにします。
ハザード用の部品を確認します。
使用するのは白いコネクタが付いたケーブルです。

配線するために、動画の通り細長いコネクタを分離します。

爪を開けば簡単に外れます^^
コネクタは基本、爪で嵌合されていることを覚えておいてください。
※ただし、爪の形状はいくつかのパターンがあります。
ハザードケーブル配線
このケーブルをハザードスイッチに割り込ませます。
そのために先ほど取り外したナビフードカバーについているスイッチを外します。
これも爪があるので、今度は爪を押し下げて引っこ抜きます。
爪は細いので精密ドライバーのマイナスなどで押さえながら引っこ抜くと簡単に抜けます。
注意点は、ナビフードカバーにはもう1本VIEW用の配線があるので、それが引っ張られたりしないように気を付けて下さい。

外したコネクタに先ほどのケーブルを挿入していきます。
オスメスあるので誤配線はないと思います。

まず元のケーブルと繋ぎました。
続いてナビフードパネルのスイッチコネクタと接続します。

こういう風にコネクタをつなぐだけで配線できることをカプラーオンといいます。
簡単ですよね^^
今回購入したエンラージ商事さんのキットはすべてカプラーオンです^^
※デイライト化キットについては電源取得部分が端子割り込みがありますが、これも動画で親切に説明されてました^^
ハザードケーブルの通線
話を戻して、先ほど分離した細長いコネクタをハンドル下まで通していきます。
配線ルートに悩むかな?と思いましたが、結構隙間があって楽ちんでした^^
マカオンは、まずここを通して

最後にこう配線しました^^

メーターパネルからハンドルカバーへ通す際、メーターパネルの角を通っていますよね?
そこはこんな風に通しました。

左側に見える細長い穴が、内張が入る穴ですから、当たり具合を見て、配線が嚙まないように線を這わせます。

ハンドル下に出て来たコネクタがこれです。
コネクタを垂らしたまま次の配線を実施します。
黒コネクタの配線
次はハンドル下にある黒いコネクタに車速感知のコネクタをカプラーオンで割り込ませます。
この赤丸のコネクタです。

このコネクタの中央の爪を押し込みながらコネクタを引き抜きます。

抜き去ったコネクタに車速感知の黒いコネクタをはめ込みます。

黒いコネクタの反対側もハンドルにカプラーオンして、ハザードからのコネクタとも接続します。
この時点でこのっているのは白いちょっと大きめのコネクタだけです。
あと一歩です^^
DIP SWの確認
ここで各機能の動作方法を設定します。
設定はDIP SW(ディップ スイッチ)というもので実施します。
DIP SWは黒コネクタケーブルの黒いBOXのあります。

このピアノの鍵盤のようなレバーを上げ下げすることで機能を設定することができます。
注意:写真では上側にONと記載されていますが、エンラージ商事さんの設定説明では上側がOFF、下側がONです。(スイッチ表記とは逆)
※これはスイッチのON/OFFを意味しているのではなく機能をON(作動)かOFF(非作動)を意味してると思われます。
各種スイッチの設定
DIP SWの1~5を上にするか下にするかで機能が変わります。
エンラージ商事さんの設定はこうなっています。

デフォルトではすべてのレバーは下がっています。
いろいろ思案した結果、デフォルトのままが最も使い勝手いいのではないか?という結論に至りました。
皆さんもいろいろなシチュエーションを想定して設定方法を決めてください。
このDIP SWはハンドルカバー内に収納しますので後で設定変更もできます^^
ドアロックコネクタと接続
最後の白いコネクタを接続するためにケーブルをハンドル下から通していきます。
ハンドル下からコンソール内部を通して最初に外した右足のパネルの方へ引き出します。

最終的に上写真の右のほうにあるコネクタと接続していきます。
このコネクタは他のケーブルとテープで巻いてありますが、そのテープがあると抜けないのでテープは取っちゃいましょう^^;

写真の部分をつまんで引き上げます

このコネクタを引き上げて、車速感知のコネクタをカプラーオンします。
これで配線は完了です。
必ず動作試験をしてから戻そう
ここまでなれない作業におt彼と思います。
早くパネルを戻して作業を終わらせたい気持ちでいっぱいでしょう^^;
でも、もし、配線に間違いがあったりするとまた、一から作業をやり直して原因を探さないといけません。
原因がわかればいいですが、初期不良ということもありますから、パネルを戻す前に必ず動作確認をしましょう。
動作確認
動作確認するにはまず機能をONにしなければなりません。
車速検知機能をONにしよう^^
エンラージ商事さんの商品は追加機能をON/OFFできる。
車速感知機能のON/OFFは以下のように実施する

ハザードが3回点滅したらOKだ^^
動作確認
ハザード機能があるにしろないにしろすべての設定を確認できるとは限りません。
自分が設定した内容で期待通りに動作するか試してください。
もし、動作しなかったら…
もし、動作しなかったら、初期不良を懸念する前に、次のことを疑ってみてください
- コネクタはすべて刺さっているか?
- そして奥まで刺さっているか?緩んでいないか?
- 車速感知機能がONになっているか?
すべて問題なければカバー類を逆の順番で閉じていけばOKです^^
ハンドルカバーを閉める際にビスがしっかり噛んでいるか揺らすなどして確かめましょう^^
実装試験
すべてのカバーを閉めたのち、実走して設定どおりに動作するか確認してください^^
出来れば交通量の少ない裏道や脇道でのろのろ走りながら買う人するとよいと思います。
マカオンはここでエラーが発生しました@@?
動作試験してるのになぜ…
お疲れさまでした^^
これで完了です。お疲れさまでした^^
かくして気温10度、風の強い中天気予報に騙されたマカオンのスペーシアMK54S大大大グレードアップは無事完了したのでした^^
みなさまがこのサイトを参考にしてすてきなスペーシアライフをお過ごしくださることを願っております^^