Last Updated on 2023年1月11日 by マカオン
えっ? お腹空いたの?
じゃあ、すぐになにか買って来るね。
30分ぐらいだけど我慢できる?
それぐらい大丈夫よ。ぜんぜん問題ないわ
(30分後、すごく混んでて大変だった)
ハイどうぞ! …あれ?もういいの?
3口ほどしか食べてないよ?
(おかしい…)
なにか食べたでしょ?
あんたがあんまり遅いからでしょ!
30分もかかるならそう言ってよ!
なにも聞いてないのに我慢できるわけないでしょ!
(これでも耐えるしかないのかな…)
逆切れは当たり前
認知症の症状のひとつに他責にするということがあります。
文字通り、「自分は悪くなく、今こうなっているのはた人の責任によるところだ」というものです。
そのため、ありとあらゆる言い訳をします。
その内容はちょっと常識外な発言も当たり前のように言い出します。
多くの介護者はこの壁にぶち当たり心が折れるのではないでしょうか?
大切なことは感情的にならないことです。
冷静に対処するのがベストと思います。
とはいえ人間ですからこんな理不尽な行いされて黙って対処するなんてなかなか難しいことです。
そこで思い出しましょう。
相手は病人で、悪気もないということです。
対策
さっきも言ったようにこちらも人間ですからついつい感情的になってしまいます。
しかし怒ってしまっては認知症者には負の感情を抱かせるだけです。
この負の感情は残ると言われています。
つまり認知症者にはあなたが怖い人、怒る人として残るということです。
それでは信頼関係は築けません。
そればかりか虐待ともとられかねません。
結論としては、「流す」ことです。
いちいちまともに受け止めず「そうなのね」「よかったね」「また今度ね」などとかわしましょう。
それでも認知症者はしつこく何度も何度も言ってくることがあります。
話題を変えたり、作業を頼んだりして認知症者の意識を変えたり、
仕事があるとか、用事があるなどとして避難しましょう。
それでもまだ部屋にまで来るなら、まずスマホなどで録画しましょう。
そして暴言を吐いたり、暴れたりする可能性あるからです。
介護者は自分の身も守らなければならないことを覚えておいてください。