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衝突軽減ブレーキ ホンダセンシング vs スズキセーフティサポート

2024年4月5日

Last Updated on 2024年4月8日 by マカオン

昨今の軽自動車業界は広く・低燃費は当たり前で、現在は
 第1に、「どれだけ安全装置を標準装備しているか?」 という 安全装備
 第2に、「どれだけ運転をサポートできるか? という 運転支援
が各社しのぎを削っているのが現状である

これは高齢者や運転モラルの低い方を中心にサポートする機能で、より安心安全な社会を創造しようという目的がある
守るのは搭乗者だけではない。歩行者や自転車、対向車も含めて守っていこうと技術は進化している

しかし、ユーザーも購入予定者もその進化については鈍感になっている。
これはある意味氾濫する機能進化と絶対安全と言い切れないメーカーのジレンマがそこにあるからだ。

今回はカタログから読み取れる範囲で
 ホンダセンシング(以下HS) と スズキセーフティサポート(以下SSS)
を中心に徹底比較したいと思う

比較する車は
 ホンダ : N-BOX カスタム EXターボ (JF6型)
 スズキ : スペーシア ハイブリッドX セーフティプラス パッケージ車(KM94S)

手元にあるカタログは
 ホンダ : 2023.04
 スズキ : 2024.01

これを読んだあなたにも安心、安全な社会に貢献していただくことを強く願います。

目次

衝突軽減ブレーキ ホンダ:CMBS vs スズキ:デュアルセンサーサポートブレーキII

衝突軽減ブレーキは各社の安全装備の注力商品である
皆さんもCMで衝突しそうになってキーッと自動的にブレーキがかかる光景を何度も見ているだろう
その通り、一般道路での衝突事故を避けるのがこの機能だ

HSではCMBS、SSSではデュアルセンサーサポートブレーキと呼んでいる
デュアルセンサーサポートブレーキは今回のMK94S搭載車からIIにレベルアップしている点に注目だ!

まずはそれぞれの機能をみていこう!

HS(ホンダセンシング)のCMBS

直進走行時

CNBSの説明をカタログや正規サイトでは以下の図のように説明している

出展:本田技研工業株式会社

直進走行時は夜間の歩行者にも対応

この説明からわかることは「前方に、車両、人、自転車(乗車移動中)の3つに対して検知することがわかる

出展:本田技研工業株式会社

警告とブレーキ

また、横断歩道中の自転車、夜間の人も検知できることがわかる
「作動条件は自車が時速5km/h以上の時」と注意書きがしてある

また、警告とブレーキは以下のようになっている

出展:本田技研工業株式会社

特筆すべきはシートベルトの引き込み機能が付加されていることだ
搭乗者を守ろうとする開発者の強い意志を感じる

HS(ホンダセンシング)の衝突軽減ブレーキ(CMBS)のまとめ

このようにHS(ホンダセンシング)の衝突軽減ブレーキ(CMBS)の機能は以下のようになる

機能名項目N-BOX(JF6)
衝突軽減ブレーキ総称ホンダセンシング
呼称CMBS
乗用車(先行)
乗用車(対向車)
トラック記載なし
バイク記載なし
自転車(先行)
自転車(直進横断歩道)
歩行者(先行)
歩行者(直進横断歩道)
歩行者(夜間:直進横断歩道)
シートベルト自動引き込み連動〇 ※対応席不明(運転席のみ?)
誤りや正しい情報があれば是非お知らせください

軽でありながらホンダの先進技術ホンダセンシング 衝突軽減ブレーキを全車に装備しているのはすごいと思う

SSS(スズキセーフティサポート)のデュアルセンサーサポートブレーキII

直進走行時

続いてスズキセーフティサポートのデュアルセンサーサポートブレーキIIを見てみよう
IIというだけあってもちろん I がある。
つまり、I ➡ II へ進化した機能を搭載しているということだ
同様にカタログや正規サイトにそってみてみよう

出展:スズキ株式会社

単眼カメラ? ミリ波レーダー? 技術的なことはよくわからない^^;
しかし、トラック、バイク、自転車にまで対応している!これってほんとにすごいことだと思う\(^o^)/
I では自転車、バイクに対応していなかったがこの II から対応できるようになった

交差点での右左折時にも対応

さらにすごいのは交差点での自動ブレーキ対応です
これも II だけの対応です。結構な機能差があるので買うなら絶対 デュアルセンサーサポートブレーキII 装備車をおすすめします!

出展:スズキ株式会社

交差点・右左折時(対向車、歩行者、自転車)への回避、被害軽減を実現しています
また交差点・直進時(側方車)にも対応しています\(^o^)/

この機能がホンダセンシング(CMBS)も対応しているか調べてみました
この原稿を書いている時点ではホンダセンシングでは対応していません
しかし、ホンダセンシング360という次世代の安全運転支援システムには対応しているようです

警告とブレーキ

警告とブレーキは以下のようになっている
対応速度には細かい制約があるので注意が必要だ

出展:スズキ株式会社

SSS(スズキセーフティサポート)の衝突軽減ブレーキ(デュアルセンサーサポートブレーキII)のまとめ

このようにSSS(スズキセーフティサポート)の衝突軽減ブレーキ(デュアルセンサーサポートブレーキII)の機能は以下のようになる

機能名項目スペーシア(MK94S)
衝突軽減ブレーキ総称スズキセーフティサポート
呼称デュアルセンサーサポートブレーキII
乗用車(先行)
乗用車(対向車)記載なし
乗用車(交差点・右左折時)
乗用車(交差点・直進時・対側方車)
トラック
バイク
自転車(先行)
自転車(直進横断歩道)
自転車(交差点・右左折時)
歩行者(先行)
歩行者(直進横断歩道)
歩行者(夜間:直進横断歩道)記載なし
歩行者(交差点・右左折時)
シートベルト自動引き込み連動記載なし
誤りや正しい情報があれば是非お知らせください

事故はどこで起きている?

ここでいったんブレイクします
上等な機能も使用しなければ意味がありません
そこで、事故は一体どこで起きているのかを調査して、この衝突軽減ブレーキにどれだけの意味や価値があるのか把握しましょう

この調査報告書を見てください

  • 1位:交差点内(34.8%) 交差点がランキングトップです。 ...
  • 2位:一般道路(31.7%) 道路の多くを占める部分です。 ...
  • 3位:カーブ(14.4%) ...
  • 4位:交差点付近(11.8%) ...
  • 5位:踏切・その他(4.5%) ...
  • 6位:トンネル・橋(2.7%) ...

    出展:カーデイズ(https://car-days.fun/blog/column/33947)

交通事故発生エリアの第1位は交差点内でした
第4位の交差点付近はおそらく交差点に入るための車線変更などでしょう

この表からすると一般道路と交差点でで役61%超の事故が発生してます
つまり、これらのエリアでの安全装備が充実していれば事故はグンと減るということになります!

衝突軽減ブレーキ ホンダ:CMBS vs スズキ:デュアルセンサーサポートブレーキII まとめ

以上の調査結果からこの2つの機能を比較してまとめました

機能名項目N-BOX(JF6)スペーシア(MK94S)
衝突軽減ブレーキ総称ホンダセンシングスズキセーフティサポート
呼称CMBSデュアルセンサーサポートブレーキII
乗用車(先行)
乗用車(対向車)記載なし
乗用車(交差点・右左折時)未対応
乗用車(交差点・直進時・対側方車)未対応
トラック記載なし
バイク記載なし
自転車(先行)
自転車(直進横断歩道)
自転車(交差点・右左折時)未対応
歩行者(先行)
歩行者(直進横断歩道)
歩行者(夜間:直進横断歩道)記載なし
歩行者(交差点・右左折時)未対応
シートベルト自動引き込み連動記載なし
誤りや正しい情報があれば是非お知らせください

衝突軽減ブレーキのこの表を見る限りでは正直、新型スペーシア(MK94S)を購入しようと思ってしまう
なせなら、交差点内での衝突軽減機能がサポートされているからだ!
これだけで交通事故の34.8%を回避できるかもしれないと思えばほぼ一択になってしまような気がする

もちろん先にも言った通り「衝突軽減ブレーキのこの表を見る限りでは」である
総合的な判断が必要なのは言うまでもないことである

※ご注意:
・本文について個人的感想を含みます
・イラストは機能説明のためのイメージ図です
・同一メーカーの同機能であっても車種によっては機能が異なる場合があります。販売店でご確認ください
・未対応は同メーカーで他の安全装備で対応している場合があります(例)ホンダセンシング(未対応)➡ホンダセンシング360(対応)など
・他メーカーで同種の機能であっても機能差があります。販売店でご確認ください
・本文中の「記載なし」とは「対応している」という記述がないだけで未対応かどうかは不明です。販売店でご確認ください
・安全装備・運転支援の各機能の能力(認識能力・制御能力)には限界があります。各機能の能力を過信せず、つねに周囲の状況に気をつけ安全運転に心がけてください

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